私のオイルの使い分け(肌編)

質問を良く頂く、オイルの使い分けについて🌿

 

私は、
水分が多め
油分が足りない
という肌質を元々持っているタイプです💧



昔は乾燥肌(これ多分殆どの人が言われるんじゃないかな?)
と言われ、化粧水、乳液、美容液にと高額な化粧用品を
あれこれ試していました。



毎月、数枚の諭吉さんがお財布から姿をコスメ用品に変え、
大人はお金がかかるなーと思っていました。

 

今では、肌の構成を知り、
自分の肌というものがわかってきたお陰で、
毎日スキンケアをしなくても
比較的、肌は潤っている方なのですが、

✔️体調の変化
✔️季節の変わり目
✔️環境の変化など


肌の調子が良くない時は特に、
使い分けをして肌を調整しています。


皆さんは
自分の本来の肌質をご存知ですか?



コスメメーカーさんで肌質診断!
やってもらった方多いのではないでしょうか?

 

機械で肌の状態を見て、
あー極度の乾燥肌ですねーとか
オイリー肌
混合肌
なんて感じに診断されて
それに合った化粧水や乳液を勧められて試してみる。

 

私もちょうど20歳の頃、
その診断で毎回
”極度の乾燥肌”
と診断されて、ベタベタに乳液を塗って朝晩ケアをしていました。

 

その化粧品の中に何が入っているかなんて調べようともせず、
プロに勧められた物なんだからと、中身を気にすることもありませんでした。

 

今考えたら、オイリー肌と混合肌、乾燥肌用のそれぞれは一体なんの違いが合ったのか?
不思議なことに化粧品に入っている材料は、どの化粧品も殆ど差はありません。

 

洗剤なんて、もう名前が違うだけで、中身はまるまる同じなんて事もあるのですから、それには驚きました。


自分の中では、違いがあると思って使っていた赤ちゃん用洗剤。
大人用とさほど違いなんてありませんでした。

 

さて、話をお肌に戻すとして、毎日何かしらの界面活性剤が入った

✔️洗剤
✔️シャンプー
✔️化粧品

などなど、
これらをたくさん肌に利用していると
“本来の肌質”
が分からなくなる(センサーが鈍る)
といった現象が起き、産まれてから何も塗らなかった間の期間(本来の肌質)がどうだったのかなんて思い出せないほど、肌の状態はひどいものになってしまいます。



さて、ここで化粧品を使う様になったのはいつだったか遡って思い出してみましょう。



私の場合は、
対して乾燥もしていなかった中学生の時、
何故か化粧水を洗顔の後につける様になり、
だんだん肌が乾燥してきて、
次は乳液といった感じで、使用を始めた覚えがあります。

 

初めの頃は母親が使っていたものを一緒に使い、
その後は姉の要らなくなったお下がり(なんて恐ろしい)、、、

 


高校生になった時には、
何かしら肌に塗っていないと乾燥してしまう様になり、
なけなしのお小遣いで安い化粧用品を試す様に。

 

高校3年の卒業式
私の肌はニキビでいっぱい。
写真を撮るのも、
鏡を見るのも億劫になり
たくさんのニキビ跡を隠すために
ファンデーションを塗るようになりました。

 


本来私たちの肌には、
元から備わっている皮脂が、皮脂膜となって乾燥や外敵から守ってくれています。
(なので、今私は洗顔料を使わずにさっとぬるま湯で洗っているだけです)


ところが
界面活性剤くんが、毎日大量にやってくる日が続き、
皮脂は正常にお仕事ができなくなります。

 


終いには
皮脂膜が作れず
代わりに界面活性剤が膜を作るように。

 


突然肌断食をすれば、
界面活性剤は当然入ってこなくなるので
肌は剥き出し状態になり乾燥します。



カラダも何十年も作る事をしなくなった皮脂膜を、
「私、肌断食してるんだから、皮脂膜作ってね!」
なんて、突然作れと言われても、そんな直ぐにはできません。


そこで、粉がふいたり、ひどいと切れたりする訳ですね。

 


「自分の本来の肌質が分からない!」という方は、
まずこの界面活性剤に膜を作ってもらっているという
本来の肌の仕事が怠けてしまっている状態から回避しないいけません。

 


永遠に界面活性剤で膜を張っていない限り、
肌が自分で皮脂膜を覆い、カラダの外と中の関係性をうまく築いていくなんてことは出来ません。

 

なんだか、この肌の状態、今の現代に似ていませんか?

 


色んなアイテムが出てきたことによって、
人は楽な方にどんどん手を伸ばし
少しでも複雑なこと、難しいこと、面倒くさいことが億劫になり、
見たくない事には見ないふりをしたり、考えることをやめるという、
思考が停止してしまっている状態に陥ってしまっている人たち。

 

 

自分の肌質がわからなくなってしまったのは、
どうやらアイテムに頼り過ぎて、肌トラブルの原因については知らんぷり。

 


きれいな肌でいてほしいが故に、
隠すという方法で
免疫抑制のステロイドやお薬でとりあえずは今のところ隠せているという人。

 

体の仕事を長く抑制すればするほど、
強いお薬がどんどん効かなくなってしまい
今現在、既にその状態という人は注意が必要です。
(ぜひ皮膚の講座を受講してみてください)



私がスキンケアに使用している物は、
化粧水代わりに

🍯蜂蜜+水

を混ぜた物を水分補給に使用。


化粧水の中にグリセリンが入っていると思いますが、あれは糖分子の事。

糖は水を引っ張ってくれるので、化粧水の中に配合している訳です。


ただ、お水というのは腐ります。
腐らない水はサウジアラビアのメッカで出ている湧水ザムザムの水のみ!


ザムザムの水以外は、
全ての水がいつかは腐ります。


ザムザムの水を商法に使う事は禁止されているので、
化粧水にザムザムの水は入っていません。

 

という事は、化粧水や液体シャンプーなどに配合される80%程の水が腐らない様に、
大量の防腐剤も添加されています。



私は個人的に
その防腐剤を使用するのなら、
お家で2秒もあればささっと作れる蜂蜜水を化粧水にすれば良いと思いました。

 


実践する様になってからかれこれ7年経ちますが
ニキビ跡もほぼ見えなくなり
肌がキレイだと言ってもらえる様になりました。


オイルは色々試しましたが、
私は肌質上、どうしてもココナッツオイルが合いませんでした🥲


信頼を置いている、とっても質の良いココナッツオイル。
本当は飽和脂肪酸の酸化しにくい物を肌にも使いたかったのですが、
なぜか私は肌に塗ると、パリッと肌にくっつく様な感覚から、どんどん痒みと湿疹が出てきてしまいます。


この世の中には、色んな肌質の人がいて、
世間では”良い!”と言われるアイテムでも、自分にとって良いのかどうかは
実際に自分で使って試してみないと、分からないという事を実感しました。


①比較的、
どんな肌質の人でも適してくれる
ホホバオイル🌳

ホホバオイルは肌に優しく、
水と非常に親しみやすい植物でもある為、保湿力が非常に高い!
安心してどこにでも使えます。

 


②リシンオイル(ひまし油)

瘢痕形成作用が傷の他にも、シミの消失を助けます。
青あざや捻挫などの外傷性のあらゆる痛みに、湿布。
髪の成長や保湿に。
リシンオイルは、まつ毛や眉毛に塗ると、保護だけでなく成長を促進してくれるので、まつ毛が抜けにくくなるなど、
ヨーロッパではマスカラなどに配合されていたりします。



③ブラックシード
栄養成分が100以上も含まれるオイルで、鉄、リン、酵素、カロテン、ビタミンE、ニゲリン、ニゲロン等が挙げられます。

有効成分であるニゲロンは、抗ヒスタミン作用に似た作用があります。
喘息や百日咳のような気管支拡張や、
花粉症などのアレルギーの問題の緩和をしてくれます。

 


④スウィートアーモンドオイル

ビタミンEが豊富、保湿力もあり、ホホバオイルと同様
優しくどこにでも安心して使えるスウィートアーモンドオイル。

そのまま、もしくは精油を混ぜてボディーオイルとしても使用できます。もしくはフローラルウォーターに混ぜて使用するとよりさっぱりします。

お料理にも使えるため、私は、即席の手作りドレッシングなどに利用したりしています。

 

⑤アルガンオイル

アルガンツリーは南モロッコの、過酷な環境下に自生している木で、気温は50℃近くにもなり、
雨がほどんど降らない地域に自生しますが、根は地下30m程にも伸びていて、そこから水を吸っています。
8000万年も前からアフリカの地に生息していると言われています。

アルガンオイルの一番の特徴はビタミンEが豊富なこと!
オリーブオイルの4~10倍に及び、ビタミンEは天然の防腐剤ともいわれ、世界中で親しまれています。

⑥ウチワサボテンオイル

砂漠という高温で水が少ない環境でも生きられる強さを持っています。
そのためこの植物自体に水分や栄養分を保つ力、熱に強い力があります。

ウチワサボテンオイルはビタミンEが豊富。
オイル100gあたり、ビタミンEが約90mg程含まれています。

オイルの中でもとても多く、ビタミンEが豊富と言われているアーモンドオイルで40mg、アルガンオイルで約60mgなので、その含有率の素晴らしさが分かります。


ビタミンEが豊富なことから、アンチエイジングに最適なオイルです。
サボテン自体、暑くて沢山の太陽の光を浴びても生き続けられるほどの生命力があります。

 

オイルを選ぶ時は、
コールドプレス
一番搾り
未精製
の物が最低限!

 


“オイルに寄って異なる部分はあります” が、まずはこの辺りをきちんと見て選択しておかないと、
酸化したり人工的な物が添加されている場合もあったり、国によって基準も違うなど様々。

 


オーガニックだから安心!
と思っていても、精製されている物が非常に多い植物オイル。

 


ブラックシードは酸化しやすい分類に属しているので、
必ず未精製の茶色い色の物を選ぶ様にしましょう。
(オイルは色やテクスチャで精製しているかが分かったりもしますよ)

 


キレイになる為に利用していた物が、かえってシミの原因にならない様に。

 


アブラの構成はきちんと学んでおく必要があると思っています。

 



2024年には、アブラの講座を開催しようと思っています。
皮膚の講座(続編)として、
アブラの講座も受講されると、
自ら選択していく事ができる様になるはず🌿

 


知識は財産!